あらすじ
ワイルドスピードシリーズの通算9作目となる作品。
MI6の女性エージェント・ハッティは、テロ組織から新型ウイルス兵器を回収。しかしそこに肉体改造されたブリクストンが現れ兵器を奪われそうになったため、止む無く自分にウイルスを注入し逃走。
一方、元FBI特別捜査官ホブスと元MI6エージェント・ショウの元にはそれぞれCIA職員が現れ、逃走中のハッティの保護を要請する。
実はハッティはショウの妹。最初は嫌がっていた二人だったけれど、世界を救うために仕方なく手を組むことにしたのだったが・・・
感想(ネタバレも含みます)
ワイルドスピードの本家の出演はなくてもすごい豪華メンバー。主役の二人はもちろんだけれど、今回の敵役・ブリクストンを演じるのはイドリス・エルバ。しかも肉体は改造済みで死角なしの強さ。
ショウの妹役にはバネッサ・カービー。これが本当の美人すぎるスパイってやつよね。
しかもこれだけじゃない、開始早々CIA職員としてホブスに接触するエージェント・ロック役にはなんとライアン・レイノルズ。デップの時のキャラ同様おしゃべりが止まらない。
これだけでも楽しいんだけれど、やっぱりなんといってもアクションが凄い!
序盤での街でのカーチェイス、ホブスの高層ビルからのダイブ。命知らずにもほどがある。でもまだまだ終わらない。終盤での車vsヘリも見応えありで、ここがいちばんワイルドスピードっぽかったかも。
それに忘れちゃいけない肉弾戦、殴る蹴る締めるも健在。やっぱりこれがないとね。でも一つ欲を言えば女同士っていうのも観たかったなぁ。
そしてドラマとしてはホブスの生まれ故郷・サモアが決戦の地となり家族も登場。本家のファミリーがいない分、別のファミリーが現れたわね。ただサモア限定感があったので他の場所での今後の出演はなさそうかな。
今までにワイルドスピードを観たことがないという人でも十分楽しめる内容となっていました。
最後に、私の一番の誤算はまさかここでライアン・レイノルズからゲームオブスローンズのネタバレを聞く羽目になるとは思ってもみなかったこと。サラッと口にしたから聞き逃しそうになったけれど、 エーッ、そうなの?と予告なくネタバレを食らってしまいました。まだ観ていないのに( ;∀;)
それからもう一つ、レンガを人に突き刺すのは難しいと思いますけどね。
監 督:デビッド・リーチ
出演者:ドウェイン・ジョンソン ジェイソン・ステイサム イドリス・エルバ バネッサ・カービー クリフ・カーティス